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雨の日のねむの木 [閑話]

   天気が良い日のねむの木は、美智子さまの『ねむの木の子守唄』。優しい風情です。
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        象潟や雨に西施がねぶの花     松尾芭蕉
   ねむの木を見るたびに松尾芭蕉の句が頭に浮かんで、雨降りのねむの木を見たかった。
雨にぬれたねむの木には、中国の四大美女のひとり、西施のおもかげがあるのだろうか。今日は雨降り。ねむの花は咲いていたしチャンス到来です[わーい(嬉しい顔)]
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NB (24)-300.jpg・・・うーむ・・
あでやかではあるけれど、
・・うーむ・・

そうでした!!!
芭蕉が見た象潟の風景が大切。

象潟の句の前の文章に、

「おもかげ松嶋にかよひて、又異なり。
松しまはわらふがごとく、
象潟はうらむがごとし。
さびしさにかなしびをくはえて、
地勢魂をなやますに似たり。」




   良くはわかりませんが意味は、象潟は松島と似ているけれど、まったく違うところもある。松島は明るい感じだったが、象潟は何か寂しげで沈んだようすを感じた・・と解釈しました。
   芭蕉の句にある西施は、絶世の美女であるがゆえに、数奇な運命をたどりました。簡単にいえば、戦いに敗れた越(えつ)の国王が、敵の呉の国王へ美女50人を贈り、国事をおろそかにさせる策略をとったのです。敵の国王は西施に魅かれて、越(えつ)の策にはまり国を滅ぼす遠因になりました。
   芭蕉のいう「さびしさにかなしびをくはえて」は、象潟の風景に西施の「恨み」も見えてちょっと判ったような気がします。
  現在の象潟は、芭蕉が見た風景ではなく田んぼになっているそうです。
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                                 (にかほ市観光案内より)


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