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《明日の神話》 渋谷駅 [雑感]

京王井の頭線の渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路には、岡本太郎の壁画があります。2008年11月から恒久設置された、高さ5.5メートル 幅30メートルの巨大壁画。《明日の神話》です。
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描かれているのは、原爆が炸裂した瞬間。
岡本太郎は、この壁画で何を伝えたかったのかを、パートナーだった岡本敏子はこう言う。<岡本敏子のメッセージ《明日の神話》によせて> の一部分を引用        
    、、、、、、、、、、、、、、、(省略)、、、、、、、、、、、、、 
タイトルの『明日の神話』は象徴的だ。
その瞬間は、死と、破壊と不毛だけをまき散らしたのではない。残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間、誇らかに『明日の神話』が生まれるのだ。岡本太郎はそう信じた。この絵は彼の痛切なメッセージだ。絵でなければ表現できない、伝えられない、純一・透明な叫びだ。この純粋さ。リリカルと言いたいほど切々と激しい。

二十一世紀は行方の見えない不安定な時代だ。テロ、報復、果てしない殺戮、核拡散、ウイルスは不気味にひろがり、地球は回復不能な破滅の道につき進んでいるように見える。こういう時代に、この絵が発するメッセージは強く、鋭い。負けないぞ。絵全体が高らかに哄笑し、誇り高く炸裂している。    岡本敏子

SB (5)-400.jpg1969年
メキシコで完成
その後行方不明

2003年
メキシコシティー
郊外で発見
日本へ移送、修復
美術館などで公開


恒久設置場所としては、広島市 長崎市 吹田市などが名乗りを上げましたが最終的には、ここ渋谷マークしティー連絡通路に設置されました。どういう理由で渋谷駅に決定したのか知りませんが、多くの通行人が見ると思います。

同じ場所から振り向いて、ガラス越しに見える渋谷駅前のスクランブル交差点の眺めです。
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これで今年最後の記事になります。
皆さまのブログを楽しく見せていただきながら、自分の励みにもさせていただきました。皆さまのおかげで、今年も12月まで何とかブログを続けられました。誠にありがとうございました。
それでは、お元気で良いお年をお迎えくださいませ。

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